その人はなぜその人なのか?〈魂〉と名付けた不思議な気配を、哲学が辿りついた感じる文体で語り出す。
旧版『魂を考える』(1999年、法藏館刊)を大幅増補改訂。『私とは何か』(講談社刊)『死とは何か』(毎日新聞社刊)と共に著者の思索を凝縮する。
1魂を考える
ポスト・オウムの〈魂〉のために
〈魂〉の考え方
〈魂〉の感じ方
〈魂〉の理解のしかた
少年Aとは何者か
脳死と「人の」死
〈魂〉のインフォームド・コンセント
六月の病室で
何が生きているのか
読者からの手紙
2その人を考える
埴谷雄高と大森荘蔵
大森荘蔵氏の印象
思索的想像力の形式についてー埴谷雄高氏
般若豊さんのこと
情熱の形而上学ー井筒俊彦氏
藤澤令夫氏のこと
哲学者・藤澤令夫さんを悼む
古い名前ー中村元氏
新聞記者
普通のような普通でない人
いつもいつも一緒だった
犬の力ふたたび
3魂を語る文体は
ある人がその人である、という問い
考える不思議、「常識」の不思議
古い言葉を想う
4魂の〈私〉を生きてゆく
センチメント
天才の生き方について
あとがき(旧版『魂を考える』より)
初出一覧
池田晶子・略譜
池田晶子・著作一覧


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