事実の重み

溝口敦氏の著作は、かなり読んでいるが、書き続けて半世紀の本書は、その総決算と言ってもいい。ネタ元との信頼関係までが窺われ、単に興味本位でヤクザを取材してきた訳でない、筋の通ったジャーナリスト魂が伝わって来る。名著と評して差し支えあるまい。