本作は長編。バツイチの女性が主人公で、年下の同僚男性から言い寄られ、たまたま保護した猫と天秤にかけて、猫を選んだことから物語が発展していく。この女性、夫や子どもからも総スカンを食ってしまう天然系困ったちゃん。しかし、猫と暮らすことが、自分が何気なくしてきた行動を反省するきっかけになる。ヒトより寿命が短いネコだが、本書はヒトを見送るネコという展開。ラストで涙が溢れてきた。『オスカー―天国への旅立ちを知らせる猫』も読みたい。