最新の学説を集めた日清戦争の概説書。 甲午農民戦争から台湾平定に至るまでの広義の日清戦争史が叙述されています。 著者の独自性が発揮されているのは第5章。 新聞や雑誌などを用いて、戦争に国民が関わっていく過程が描かれていました。 総力戦とはいえないものの、日清戦争が戦争に国民が動員されていく端緒であったことがわかります。 本文ではありませんが、参考文献が面白かったです。 川上操六の研究なんて穴場かも。