フィールドに出る方が必ず読むべき本

これまでは入門書であっても割とかたくて、どうも教科書的・ガイドブック的な感じのする本が多かったと思うのですが、この本は読み物としても面白く、また自分が質的なアプローチや社会調査について、フィールドで聞き取り調査をしたりしながら思っていた実感のようなものとも合っていて、とても馴染める感じがしました。自分の経験と一つ一つ重ね合わせて、確認しながら読むことができるという意味で、少なくとも私にとっては、言わば待ちかねていた本だったと思います。ただ私は言語能力があまりないこともあり、現場や人の写真を撮ることにもとてもこだわっているので、筆者お三方全員と必ずしも考え方・方針が一致する訳ではないことを付け加えておきます。