驚きから納得。希望の一冊!

長らく自分の問題を解決するには、周りを変えるか、自分が自己主張しすぎず周りに合わせたらいいと思ってきましたが、この本には原因はここ!そして解決は自分!という事がハッキリ分かるように書いてあります。 今までは、できない、やれない、言えない、動けない、分からない、といった一方の自分の状態しか分かっていなかったのが、この本を読んでいくうちに、もう一方にある利得というものに自分でも納得しながら理解することができました。 事例を通して愛着障害や共依存、自己愛などにも触れて分かりやすく解説されていたり、どうやってこの状態から自分が解決の道へと進んで行けるのかが しっかりと書かれていて、自分の未来にも希望が持てました。 自分の抱えている問題を解決するためには、誰かのせいにしたり、問題から逃げるのではなく、自分に向き合うことが大事なのだと気づかされます。 自分を縛る禁止令というタイトルですが、利得という本当は自分にとって都合の良いものを握っているのは自分であること。そして、誰より自分が自分を縛っているのだと思うと、今の自分が感じている問題への向き合い方が、この本を読む前と読んだ後では変わったと感じました。 どれだけ問題を先送りにしたり、周りを変えようとしたり、考え方だけを変えようとしても、利得や禁止令を自分が持ったままでは本当の意味で変わることはできないのだということが分かり、改めて自分はこのままでいいのかと思うし、このままの未来は恐ろしいと感じます。 心理の本だと、イメージはそのままの自分で、だとか、癒しだとか、問題の原因は分かるけれど、結局は自分の気持ちの持ちようみたいなところがあったのですが、この本は耳あたりの良い言葉だけではなく、人のリアルが詰まっていると思います。リアルだから心に響くのだと思うし、嫌なのにやめられない理由や、何をやっても、どこにいっても解決しない人はこの利得を知ることが本当にオススメです。 自分の事、自分の気持ち、自分が何者なのか分からない人こそ、この本を読むとそれがどうしてなのかがよく分かります。 どうして今の自分はこんなにも辛いのか、自分の持っている禁止令の思い込みだけではなく、その深くにある利得を知ることは、読みながら雷に撃たれたような衝撃を受けます。この本はきっと人生を変える希望の一冊になると思います。