こちらは戦話、というよりは人生の書、といった趣がつよいです。大空のサムライ・続大空のサムライの二冊が戦闘中心なのにくらべ、戦闘の中で得た「人生観」「生きるとは」という、ある意味哲学書のような部分が多いので、現代に悩む人にも「戦争の話」としてではなく、「人生の書」として読むのに適していると言えます。ものすごい荒波をくぐってきた著者の言葉だけに重みがあり、自身の座右の銘、これから生きるために思い出す言葉として線を引きたくなるところが多いです。