最近のトピックスである熊本城・首里城の再現、東京駅舎の復元、古民家の再生活用などへの興味から購入。著者は、東大で建築学を学び、文化庁の文化財保護の技官を経て、現在は東京芸大教授。その経歴もあって、寺社・城郭・民家・近代建築、さらには街並み・都市まで対象を広げつつ、その保存・活用について、具体例を踏まえながら体系だった要領のよい概観を与えるとともに、読者にもいろいろ考えさせる。