一定年齢以上の日本人必読書にして下さい

性教育と言えば、妊娠のメカニズムを教師が教科書棒読みして終わり!というお粗末な時代に育った者です。 自分自身の子どもの性教育は、まず親が子どもと触れ合い「生まれてきてくれてありがとう」と言葉をかける事から始まっています。(小学校低学年) なんて素晴らしいと感動していたら、こういう試みは決して全国的ではないのだと知ってちょっとがっかりしました。 女性は自分の体に、男性は女性の体に責任を持てとは著者である河野先生のお言葉です。 でも自分や他人を大切にできる人というのは、まず親に大切にされた経験があり、生きている事を素直に喜ばしく感じる事のできる人だけです。 この本はただ性交の方法を教えてくれる本ではありません。それも出てきますが、ノーセックスの選択も含めて人を愛するという事は何かという精神的な事にも触れています。 性に関する正確な知識をより多く持っている人は、性に関してムリな事や酷い事はしないし、自分の素直な気持ちを言葉にして伝える重要さをちゃんと理解して行動できるという先生の経験からくる信念の下に書かれていますので、非常に説得力があります。 子どもがいても、私と同年代かそれ以上の人達はこの本を読んで初めて知る事実も結構出てくると思いますよ。 少なくとも、私はAV男優が女性の膣を傷つけない為に深爪に近い状態に爪を切っているという事は全然知りませんでした。