初心者にもわかりやすいリアリズム外交の解

30代女。別の本でビスマルクとタレーランについて興味を持ち、もっと知りたいと思ってこの本を購入しました。 特にタレーランについて知りたかったのですが、ビスマルク8割、ド・ゴール1.5割、タレーラン0.5割といった比率でちょっと残念でした。 それでも外交に全く疎い私でも、3人がそれぞれの時代に確立すべく奮闘したリアリズム外交について、とてもわかりやすく知ることが出来る本でした。 ここに記載されている現代日本の状況は、日本人として悲しいかな全くその通り。彼らの様に優れた(天才的な)外交家の登場に期待が持てないのも悲しいですね。 これだけ国際関係が複雑化し、物流や情報等他国との関係無くして成り立たない現代においても、パワーオブバランス理論を実現出来るのか?バランサーとして機能出来る優れた国が存在するのか?ド・ゴールがフランスを鼓舞し続け国民がプライドを保つことが出来たように、日本人も(今更ながら)自国にプライドを持つことが出来るのか? 初心者ながら、深く考えさせられました。日々目にする国際ニュースが、これまでと違った目線で観れそうです。 タレーランについてはやはり消化不良だったので、改めて別の書籍を探したいと思います。