波乃と仮祝言を挙げ、「駒形」の隣で暮らし始めた信吾。幼馴染が訪れ、仮祝言までのいきさつを問われる「竹輪の友」。瓦版に載った信吾の活躍に刺激され、弟に家業を譲ると言い出した若者。その母と弟が相談に来る「操り人」など4篇。二人ともまだ若く、未熟と言えば未熟である。だからこそ、先入観にとらわれず、過去の成功体験に惑わされず、問題の本質に迫ることができ、困っている人たちを助けることができるのだ、という決意と共に「よろず相談屋」の看板を下ろし「めおと相談屋」の看板を掲げる。シリーズ名変更と共に新たな展開が期待される。