内容充実でとても面白い
美人で歌人の妻・おりょう、養子・駿太郎(13歳、赤目小籐次を襲った刺客から託された子で当時は赤ん坊)、紙問屋久慈屋や新兵衛長屋の面々ら、小籐次を取り巻く面々と織りなす人間ドラマと事件の数々、新シリーズの第18弾。
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府中宿で久慈屋の荷が襲われた騒ぎの真相が明らかになると、北町奉行・榊原は同心の木津親子を呼び出した。一方、雨の降り続く高尾山ふもとに到着した小籐次一行だったが、薬王院の跡目争いの背後に渦巻く怨恨により、駿太郎ら少年たちの身にも危険が迫るー高尾の山中で、猿と“鼠”を従えた小籐次の竹トンボが鋭く舞う!
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奉行所子弟の少年らのハチャメチャぶりが本シリーズではめずらしく、とても新鮮な感じでした。中でも、岩代壮吾・祥次郎兄弟のやり取りと成長ぶりが面白かったですね。久慈屋の旅に隠された秘密と陰謀、鼠の正体は?、武家社会の掟の厳しさ等など、内容充実でとても面白い一巻(上・下)でした。
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■本書の基本情報
・筆者:佐伯泰英(サエキ ヤスヒデ)
・略歴:1942年、北九州市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒。デビュー作『闘牛』以後、スペインをテーマにした作品を発表。'99年、初の時代小説『密命』を皮切りに次々と作品を刊行、時代小説の旗手として高い評価を得る。
・出版:文藝春秋
・発売:2020年7月
・ページ数:334p
■これまでに購読した佐伯泰英の著書
・「異風者」
・「密命」(全26巻)
・「夏目影二郎始末旅」…第14巻で読み止め
・「古着屋総兵衛影始末」(全11巻)
・「吉原裏同心」…第16巻で読み止め
・「居眠り磐音江戸草双紙」(全51巻)、「居眠り磐音江戸草双紙 読本」
・「空也十番勝負 青春篇」(全6巻)
・「酔いどれ小藤次留書」(全20巻)
・「新・酔いどれ小藤次」…第17巻まで(本書)
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◆AFP情報 … ジャンル:本・雑誌・コミック、料率:3%
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