ロマンティック

物語の展開が早く、スリル、サスペンス、アクション、ロマン、すべてが八百屋さんのように並んでいる名作です。 おおざっぱな筋としては、王様と近衛銃士隊、宰相リシュリューと護衛隊の二つの勢力の争いに色々な色が付いた形で進行していきます。ガスコーニュ地方出身の人をガスコンと言うらしいですが、頑固一徹、向こう見ず、任侠に富み、ガスコンの気質丸出しのダルタニアンという青年が活躍します。ガスコーニュ地方という場所は見たことも聞いたこともないですが、ガスコンが少し好きになります。 6才の子供に読み聞かせています。フランスの王様がどんな立場だとか、宰相とはなんぞや、なんてことはなかなか理解しにくいようですが、宰相=悪者として見ているようです。 話はできすぎていて、主人公の大家さん夫婦が悪者と味方に分かれ、奥さんの方に熱烈な恋をしてしまいますが、いわゆる不倫ですのでこれも子供に読み聞かせにくいところです。 上巻の最後はちょっと怖い夜の場面で終わります。 子供は怖いのとわくわくで、楽しんでいます。