キス=神使の再契約
第2巻ではハシラの一本で福山リョウコさんが奈々生を描いてます。
『カラクリオデット』の柱にも寄稿してたし、このお二人は親しいのでしょうね。
この作品は私は連載開始時から雑誌でリアルタイムで読み、後から単行本を購入しているわけですが、単行本一冊の中で「丁度良い処から始まり切りのいい処で終わる」よう採録されるよう、連載時に上手く調整しているのだと思います。
第2巻はKURAMAが転入してきてから、雷神・鳴神姫の巻き起こした騒動に決着が付く処までを採録しています。
黒い翼を持つ堕天使・KURAMAが「鞍馬山の烏天狗」というのは予測できましたが、
「私のこと 想ってくれるのは 世界でただ一人 この狐だけかもしれない」
という奈々生のときめきは良かったです。
奈々生に降りかかる次の災難は雷神・鳴神姫の癇癪。
鳴神にミカゲ社を乗っ取られ、挙げ句「打出の小槌」で巴衛を小さくされてしまいます。
奈々生もミカゲの印(しるし)を奪われ、巴衛ともども帰る場所を失ってしまいます。
結局KURAMAもいい奴で、文句を言いつつも二人を寝泊まりさせてくれますが、意識を取り戻した巴衛に笹餅が食べたいと言われ
「あの巴衛がさ 私に頼み事したんだよ」
と嬉しがる奈々生にホッとさせられます。読んでいて嬉しくなります。
鳴神も結局「従順な下僕以外は要らぬ」と社を返すのですが、第2巻のラストは土地神に戻った奈々生と巴衛のキス(神使の再契約)。
その口付けを巴衛は「最上級の感謝」と言います。
鬼切と虎徹の鬼火童子が愉快なキャラです。
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