表題の「死人帰り」が一番不気味な話でした。同じ場所で同じ出来事が起きている…偶然で済まされない話です。人の死が絡んでいるだけに。 それにしても心ない読者がいることに腹が立ちました。闘病記を読みたいわけじゃない…病に苦しむ人に言う言葉ではないと思います、人間らしい心を持っているなら! それに郷内先生のご病状も、怪異に繋がっている点も恐ろしいのです。 これは憶測ですが、郷内先生は今、ご自身の経験値と知恵で怪異に向き合っていらっしゃるのだと思います。これまで使えた力が使えずに怪異と相対するのは、完全武装した相手に素手で剣術家が立ち向かおうとするようなものですよね。 お身体を大切に、奥様もご快癒なさってご一緒に暮らせますように、できりことなら加奈江ちゃんも彼女にとって一番幸せな形でいられるように、心から願ってやみません。