最近ますます読みやすく、ますます実用性(誰にでもどこでもすぐにできる、という意味で)も上がってきた筆者の(現時点での)最新刊。 個人的には、悲しみや落胆、恐怖だと自分で感じている感情も、すべて怒りに通じている、というくだりが目ウロコだった。 どうりで、悲しみを癒そう、不安を手放そうといろいろなことをしてみても、いっこうになくならないと感じるわけだ、と。 これまでちいさなものから大きなものまで、怒りを抑圧し、ないものとしてきた結果が、今のこの悲しみや不安なのだと。 怒りの本当の原因を把握することができれば、ただそれだけで怒りは鎮められていく。 今まで自分のものにせよ他人のものにせよ、とにかく怒りは不快なもの、少しも寄せ付けたくないものとして扱ってきた。 怒りは本当は自分を守ってくれるためのものだと知ったこれからは、怒りをよき友として暮らしていければ、と思った。