シリーズ完結編

人であって人ではない「合成人間」にして極秘の存在「特捜司法官」・ジョーカーと正義感にあふれる青年警部補・リィンの一筋縄ではいかない恋物語の完結編。生まれたときから「人間を好きになるように」プログラムされている合成人間――しかし、ジョーカーは「プログラムとは関係なく、人として」リィンに恋をし、ただひたすら誰よりも愛するリィンのために、燃え尽きようとしている命をかけた最期の戦いに挑む。そして、そんなジョーカーを愛し続けると誓うリィン・・・ファンとしては、できることならもっとページを費やしてみっちりぎっしりと描きこんで欲しかったところですが、これはこれで「あり」かと。ラストは、多分あれでよかったんだと思います。飛騨ジェンクス氏の「皆が幸せになれるように」という言葉が、とても重く感じました。