本書は「経済」という角度で、近世が準備されていた戦国時代を語っている一冊でなかなかに興味深い。結局、領国の様々な経済活動を振興して、そこから得られる資金や資源を増やし、それを活用するということを戦国大名達は指向したことになる。或いはそれは、時代を超えて続けられて来た、そして現在も続けられている人間の営為そのものかもしれない。 本当に夢中になって、休日の1日を費やして素早く、愉しく読了した一冊で、広く御薦めしたい。