このシリーズ超好きなやつだ
子供の頃、自分の親や近所の大人がこういった話をしているのを傍で聴き耳を立てて聞いていた記憶があります。
それを聞いてある種の敬意や恐怖を自然や神様等に感じていたなぁ、と。
ムジナ、狐、タヌキ、山の神様、妖怪、UFO、何であっても不思議な話と怖い話は表裏一体でした。
時代が進み、こうした話はナンセンスと揶揄されるのかもしれませんが、どうしても抗えない不思議な魅力を持っているのも事実だと思います。
柳田國男の遠野物語にも通じる作品だと思いました。
語り手と筆者が現代の方、若しくは現代に近い方になるので読み易く感じられるのも良好点です。
日本人の琴線を直撃する、アイデンティティーの原点とも言える珠玉の小咄が集められています、筆者も冒頭で触れている様に、意味なんか無いのかもしれません、しかしながら何かを感じざるをえない、静かながらも強い魅力が満載です。
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