教科書ではなく富野監督の考え方

最初から非情なまでにアニメ現場をこき下ろした文章の羅列が最初に続きます。 これこそが富野監督の考えというか、監督の思う演出家としての姿勢をこれでもかと記してあります。 タイトルや内容からすると教科書やノウハウ本のようですが、一部そうではありますが実際は違います。 演出家として苦悩して生きてきたプロが、たどり着いたスタンスまたは感性が書かれています。 そこに嘘偽りはなく、理由もない場合もありますが、誰も疑いようがないこの世界で長年やってきた富野監督という説得力が"これ"と言ったノウハウが書き込まれています。 はっちゃけた話、文章的にかなり読みづらいですし、内容が分かりづらいところもあります。 でも読みごたえはありますし、ところどころ気づきが満載で面白かったです。