『芸術新潮』2007年5月号のモディリアーニ特集を再編集・増補した本書。 前半は宮下氏によるモディリアーニの作品解説、後半は橋本氏によるエッセイです。 モディリアーニ作品だけでなく、影響を受けたとされる故国イタリアの古典美術や アフリカの彫刻、同時代画家の作品も多数収録されていて、 35年の短い人生のなかでどう作風が変化していったのかがよくわかります。 またモディリアーニの恋人=ジャンヌ・エビュテルヌを 後追い自殺した悲劇のヒロインとしてではなく、画学生として捉え、 彼女の作品群も紹介されていて興味深く読みました。 やっぱり、いいなあ、モディリアーニと読後はしみじみ。