ティコ・ブラーエの助手となったケプラーは、ティコの40年間にわたる精密な観測データを手に入れたかったが、ティコはそれを決してケプラーに渡さなかった。自らの理論の証明にどうしてもそのデータが必要だったケプラーは、再三、それを手に入れようと企てたがかなわず、ついに…。最新のPIXE(粒子線励起X染分析)技術は、ティコの毛髪中に含まれる水銀などの元素量の変化を、彼の死にいたる最後の74時間について明らかにしている。本書は、ティコの突然の死の謎を明らかにするとともに、彼の科学史上の役割を再評価している。
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