小玉さんの作品は、地方色豊かで雰囲気があることから、殆どの単行本を読んできました。今回の作品はそれに加えて、以前から興味のあった陶器の世界ということもあって楽しんでいます。少し前の巻までの、陶器のデザインをめぐって二人が理解を深めて親しくなっていく流れはテンポが良かったのですが、この巻では、心の機微を丁寧に描いているとは思いつつも、まだ克服してなかったのか……せっかくの才能の好循環の流れが……という感じもしました。