シリーズ随一

シリーズの中でも一番好きです。 静かな、しかし迫力のある物語が、風土や風景と絡み合いつつ進行します。 そして登場人物ですね。 さらに、光と闇、ともに持つ冷酷さの織り込まれ方も秀逸です。 光サイドであれ、けっして「ひと」とは相いれない「異質な」存在であることを突き付けられます。 とりわけラストのくだりには、魂を奪われて、しばし余韻に浸るくらい圧倒されました。