本は贅沢品

一冊の写本ができるまでに、多くの工程・職人の手がかかっていることが改めて分かった。図版等はすべて白黒であるが、その気になればデジタル化された写本をインターネットで閲覧できる。(訳者がURLをあとがきで紹介して下さっています。)盗難防止に本棚に鎖でつながれている写本たちの並ぶさまは、いかに当時写本が高価な品だったかを物語っている。 「マネッセ写本」について詳しく取り上げているので一冊の写本について理解が深まり楽しかった。翻訳本であるが、翻訳者の文章がとても読みやすく、引き込まれ、毎日時間を見つけて読むことを楽しみに(支えに)家事を頑張れました。紙の本が好きな方にお勧めです。ページをあちこちめくることが紙の本の楽しさのひとつでもあると思います。 この本を読んだ後に、「薔薇の名前」の映画を久しぶりに見たいな~と思いました。