昨年映画館で観て、一番気に入った作品の一つです。 え?もう1100円?ということでポチっとな。 ストーリーが王道でシンプルな点がとてもよいです。一方で、世界観は重厚に作りこまれていて、特に海中のシーンは独創的ではっと息をのむ美しさがあります。なによりも海中の戦闘シーンがかっこいいです。7分の特典映像でメイキングが映るのですが、水中でなびく髪の毛やマントはすべてCG。撮影時には髪をひっつめてヘンテコなマークをさして真顔で演技をしている姿に・・・(以下略)。 ともあれ、別世界ですかっと爽快になりたいときにお勧めの一作です。 余談ですが、母を奪われ、望まれない子と信じ込み、腹心の部下にも裏切られ、おまけに恋人まで奪われたら、弟クンでなくてもぐれると思ふ。 気に入ったので何回も観ています。ジェイソン・モモアがはまり役であることは言うまでもなく、アンバー・ハードが美しく勝ち気で正義感のあふれるプリンセスを好演しています。所作にもメリハリと瑞々しい切れがあって、おそらくスタントやCGIのアクションシーンになっても違和感がありません。ウィリアム・デフォーは相変わらずの安定感、パトリック・ウィルソンも高慢かつ透明感のある硬質な美貌でアトランティス王族純血直系の在り様を、作中で「Half Breed!(雑種め!)」と連呼されているアクアマン(モモア)と双峰を成すよう対照的によく体現していると思います。唯一、ニコール・キッドマン。確かに存在感がありうまいです。でも、歩き方、立ち姿、女王の衣装、大声の出し方等々、なにをとっても、作中では違和感ばりばりで浮いています。動き自体、基本的にタメが多くまったりしていて、アクションやSFものには向いていません。(以下、余談。その点、同じオーストラリア名優のケイト・ブランシェットはすごいです。ロード・オブ・ザ・リングではエルフの女王を体現、マイティーソーの狂神ヘラでは、そこまでやる?のふり幅の広いブチ切れた演技で迫力満点。アカデミー賞の常連なのに、本人はごくごく楽しんでぷっつん演技をしているそうなので、さすがとしかいえません)