私はいい内容だと思います

不登校になってもさまざまな選択肢が存在することを、取材を基に紹介しています。 他の方のレビューなどでは、紹介しているところに偏りがある、という指摘があります。確かに、一般的によく出てくるような所の記述がほとんどなく、星槎グループなどが大きく取り上げられています。 しかし、よく読んでみると、これには意図があり、つまりは、大手のビジネスライクなところではなく、廃校の校舎などを利用した手作りの学校を重点的に紹介しているということなのです。 実際、某○ラークなど、老舗で大規模なところは、生徒数も多く、ビジネスとしては成功してると思いますが、ある程度毎日通学できるような人をメインにやっているようなところもあり、本当に寄り添っているかどうか、少しだけ疑問を感じます。もちろん、それらの学校もがんばっていると思いますが。 というわけで、より手作りで、言い換えると、より深刻なケースの生徒を預かっているような学校などを紹介しているという感じを受けました。著者の意図が理解できると、よい本だということがわかります。むしろ、学校の当事者が書くと(そういう本が多い)、自画自賛になりやすいので、こうした取材による記述の方が、意味のある情報になるかと思います。