優しい悪魔

「花とゆめ」で『神様はじめました』を読み、『カラクリオデット』購入して鈴木ジュリエッタさんの作品がとても好きになりました。 "「花と悪魔」連載してるけどそれも面白い(*^^*)"とのレビューがありましたが、私も音久無さんの『花と悪魔』大好きです。『花と悪魔』が好きな方ならこの作品もきっと気に入ると思います。 さて、「ドルチェ」とは"dolce"、音楽用語の他にイタリア語で「甘美な」「優しい」と云う意味です。 友達のいないお菓子作りが特技で魔法陣の描き方を知っている主人公、制服に紅茶をこぼしてしまったというあまりにも「くだらない理由(契約)」で召還してしまったのが大悪魔・ビュート。そんな上級悪魔がマユリの作るお菓子の虜(?)になり、彼女の欲のなさに呆れたり心動かされたり動揺したり。 ビュートがすごくいいですね。 怠惰で気まぐれで面倒くさがり屋、でもマユリを大切に思ってるビュートの気持ちがすごく伝わってきます。マユリが死んでしまうのではないかと怖がる第3話とか特に。 ビュートを憎んでいると言いながら本当は違うフロストといい、「優しさ(dolci)」に満ちあふれた作品です。