「あの世もこの世も、過去も現在も未来も同時に存在するかのようにして、救われる」──怪優・佐野史郎の魂の遍歴は常に水木作品と共にあった。俳優としての指針ともなったゆるぎない世界観、幻想文学へ導いてくれた怪異譚の愉悦……「かたときも離れられない」と言わしめた傑作短編群から愛する「鬼太郎」シリーズの好編まで、ニヒリズムをユーモアに包んだ逸品を厳選。選者解説を付す。
約束
魔石
はかない夢
空想石
空のサイフ
鳥かご
河童膏
剣豪とぼたもち
錬金術
宇宙虫
机
古道具屋の怪
不思議な手帖
群衆の中に
不思議町三番地
深夜のバス
目ひとつの神
丸い輪の世界
笠地蔵
編者解説 佐野史郎
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