統合失調症・・・100人に1人が発症するという、「ポピュラー」な病気である。誰にでもなりえる病気である。患者が身近に1人や2人いるかもしれない、という病気である。
しかしながら、どのような病気なのか、どのような症状が出るのかを調べようとしても、よく分からないのが実情である。
病気と言うものは、どのような症状がでるか、体がどのような状態になるかの定義がしっかりしているはずである。(たとえば、空腹時血糖が126ml/dlなら糖尿病だというように)
ところが、こういった情報は、見つからなかった。人間、よく分からないものには偏見を持つものだ。病気に対する世間からの偏見も避けられないだろう。
そうしているうちに本書に出会った。「統合失調症」当事者が書いたということだけあり、病気のことがよく分かる。
身近に患者がいる人はもちろん、興味本位だってかまわない。一読の価値がある。文章も読みやすく、価格も504円(税込み)と手ごろなので、一冊いかがだろうか。
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