日本人は「はかま」で凛とせねば!

着物って今の暮らしの中ではあまりなじみがありませんが、着ている人を見かけるととても格好いいと感じています。その着物について、日本的な和の精神が宿るところに、あらためて「日本人」としてのマインドを思い起こさせてくれた本です。 筆者も言っていますが日本人としてのアイデンティティそのものなんですね着物って。グローバルな時代だからこそ着物の良さを楽しむことが大事なんだとおもいます。京都など国内の観光地では外人さんが着物を楽しんでますもんね。本家本元のわたしたちが着物を着なくっちゃ。 そしてこの本は、着物を着ることで「思いやり」「心づかい」「謙虚さ」を同時に表現すると言い、これは今の時代に特に必要な心のあり方なんだなと気づかせてくれます。たとえば、本来「はかま」は武士の象徴。「はかま」を身につけると心が引き締まり、悪いことができなくなる、という筆者の話は、経営者や管理職、学校の先生や教育委員会、政治家先生、お役所の方々等々にぜひとも聞かせてあげたいお話です。 新しく開発した袴の汗と涙の話も面白いです。経営者魂というかものすごい信念、情熱みたいなもの、そして人のご縁といった見えない力の存在が、何かを生み出すときにはとても大事なんだなと感じました。 この本は、単なる着物のうんちく本ではなく、経営者やリーダーの地位にある人たちの心のあり方を問う本であり、中小零細企業経営者に向けて熱い応援のメッセージを込めた本だと思います。