夏合宿メインの第3巻

前巻の第3巻、そして今本誌であまりにも辛い絶望が描かれているので、夏合宿メインの第4巻は(束の間の)ホッとする部分です。 チヒロのいじわると優しさで無事期末テストを乗り越え、夏合宿に参加できたサク。 葵に告白はしないのかとサクに訊くせーちゃん。 周りにはバレバレです。 チヒロは宇宙望遠鏡は「椎名向きじゃないけどな」と言います。 大気が無くちゃ 星が瞬かない …星が歌わない そしてサクを「可愛い」と意識しはじめるユーリ。 サクとユーリは出会い方、始まりがまずかった。 「卑屈そうじゃね?」、不幸面しているサクを最初そう思っていたユーリ。 「自分が平気なことを 他人が平気じゃないのは そんなに滑稽? …そうなら 残酷だね …優里は」 と兄の優人に指摘されたユーリは高みからの物差しですべてを決めつけていた態度を恥じます。 笑った方がいいと言われ、照れてリアクションに困るサクが可愛らしいです。 二泊三日の、学校に泊まり込んでの夏合宿の始まりです。 サクがホカンを立ち上げたのは高1の冬。 サクとせーちゃんとユーリの三人でただ星を見上げるだけの同好会は高校最後の年になっても大きくはならず、途中からチヒロが加わっただけ。 この作品は「高校生活最後の一年間」を描いているわけで、『フルーツバスケット』のような長編になるのかまだ分からない部分がありますね。 「棒のアイス」を食べたことがなかったせーちゃんが笑えます(笑) 合宿後のチヒロの電話の相手は東京の、桜のお母さんでしょうか? ラストのチヒロの沈んだ、死んだような目が気になります。