小野寺S一貴先生の本はどれも面白くわかりやすいのですが、こちらの本も同様にとても楽しく読みやすかったです。 今回は主に日本書紀を元に神様のことを書かれており、まさに「入門」と呼ぶにふさわしい内容となっています。読みにくかったり難しいな、と思う表現や解釈を削ぎ落とし小野寺先生らしい言葉で、シンプルに現代的に理解しやすく、そして笑いをちりばめながら書かれているのはさすがです。 これを読めば「日本書紀ってどんな話だっけ?」となったとしても、こんな話ですよと簡潔に説明することもできるとも思います。 また登場する神様は人間(?)くさく、なんとも愛嬌がありとても親近感がわきます。実際神様の絵もみんなとても可愛いです。もちろん、だからと言って神様の尊さが変わるわけではないし、むしろ神様もいろんな失敗や経験をし、その度試行錯誤をしていたきたからこそ、がんばる私たちを見守り、背中を押してくれるのだと感じさせます。読めば神様を知り、その神様を尋ねて神社に行きたくなる、そんな素敵な本です。 また、神様の紹介するページのキャッチコピーや二つ名がついています。今まで神様にキャッチコピーをつけた方はいないのではないでしょうか?つけることもそうですがその内容も斬新ですのでぜひ見て欲しいです。 最後に、あまりに読みやすかったので普段本が苦手な母に1冊プレゼントしたところ、あれほど本が苦手な母が、もちろん日本書記など話も全然わからない母が、 「え~そんなことあるの~」などと笑いながら読んでいました。本当にあげてよかったと思います。