田中芳樹氏の解説は不要!
・後述の通り、歴史エンタメ好みに説教を垂れる田中芳樹氏の解説は無粋で不要! 田中氏の解説は-5星、本文自体は4つ星。本書作者篠原氏と、田中氏との「対談」なら、「説教」と感じなかったかもしれぬ。その紙幅は、より詳細な登場人物一覧や、関連年表に充ててほしかった。登場人物一覧は、なくしやすい帯で、かつ簡単なものなのが不便。
・馴染みのない国・時代が舞台ではあるが、それほど読みにくいとは感じなかった。
・庭園に始まり、庭園に終わった物語との印象。舞台の衣食住、庭園の描写の緻密さには脱帽。
・外界との接触も少ない、神殿で育った姫様が、僅か1、2年で軍師的役割をこなし、最後には戦女王になるとは。よくなれたな。
●田中芳樹氏の解説について
田中氏に解説を依頼した編集部の見識には極めて疑問。はっきりいって、田中氏の解説は歴史エンタメの好みについて説教をされているようで、【非常に無粋】。こんな解説なら【不要】。田中氏には、他人の著作の解説で、「日本人の歴史エンタメの好みの説教(特に三国志好き)」「日本の出版界へのグチ」を書く悪癖がある。解説者として不適当。マイナーな題材の作品を手に取る読者が、メジャーな題材に必ずしも批判的ではない。
「田中芳樹信者」なら理解をしようが、そうでなければ、反感を買いかねぬ。田中氏も、本書解説で「どうもその体をなしていないどころか、逆効果になりそうだ」と記しいる。その自覚があるのなら、解説は辞退してほしかった。少なくとも、私には田中氏が言うように「逆効果」である! 非常に無粋かつ不快である!
せっかく楽しみにしていた本書に、「歴史エンタメの好みの説教」と「出版界へのグチ」が付いているのだから。編集部も、本書の著者・篠原悠希氏とその作品を大事にするのならば、田中氏へこれらの記述の削除を強く求めてほしかった。
私は田中氏の説教や愚痴を読むための本書を買ったのではない! 篠原氏の作品を読みたく買ったのである!
歴史エンタメ消費者への説教と出版界に対するグチは、田中氏自身の著書やSNSでするべきである。他人の本に出張ってやることではない。
本書の著者・篠原氏が日本で知られていない題材で小説をを著したことへの称賛には同意する。故に田中氏は、解説で否定的なことは書かず、自身の好みを押し付けず、日本人好みでない題材で小説を著した著者や出版した編集部を称賛すれば良い!
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