「書き下ろし」の攻めのデレに萌えます。

雑誌掲載作の本編は王道といえる展開ですが、作者らしい甘さと切なさがあって飽きずに読めます。書き下ろしでは、攻めの元カレが現れて二人の仲を引掻き回します。自他共に認める冷たい薄情者の攻めが、受けにデレデレなあまり元カレを殴ったりする所はカッコ良かった。 奨学金で大学に通う二十歳の受けは、高級ビストロで魅惑的な攻めに出逢う。蝶を育てるのが趣味な攻めに強く魅せられた受けは「私の蝶になりませんか?」と誘われ、攻めの元へ通うようになる。だが、身体を触られて一人だけイカされるばかり…。待っているのに最後までしてくれない攻めに焦れた受けが思いあまって自分から迫った途端、つき放されてしまい…。 攻めは「端麗な容姿と落ち着いた雰囲気の大人の男」で丁寧語攻め。受けは「地味だけれど純真で無垢で可愛い」キャラで庇護欲をそそられます。 弓月作品がお好きな方、小動物系な感じの可愛い男の子受け(でもベッドでは厭らしいという、お約束的な?)がお好きな方には楽しめると思います。