余命短い父に贈った書

地方に離れて暮らしている余命短い病床の父に贈りました。人は死を受け入れると人生を振り返りながら自分の気持ちを整理し始めるので、死ぬ前に是非読んでおきたい本として検索して探しました。私も知らない昔の本でしたが、名作と呼ばれる有名な作品でした。子供の頃の主人公の意地とプライドの交錯の様子が美しい言葉で表現されており、恩師、幼馴染、最愛の育ての伯母との別れ、素直になれない主人公がいつも涙を流すという心打つ自伝の書です。高齢の父には文庫本は読みづらいので、文字が大きな単行本で贈りました。私は文庫本を購入して一緒に読んでみました。若い人よりも人生の経験豊かな年配者に心響く作品だと思います。