尾張徳川家一門のために!
一俵でも禄高が減れば旗本に格下げになるという、ぎりぎり一万石の小大名・下総高岡藩に婿入りした尾張徳川家一門の井上(竹腰)正紀、妻・京、義父(当主)・正国、義母・和、家臣、領民の苦悩と苦闘を描くシリーズ第15弾。
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一度は袂を分かった宗睦と滝川が、反定信の旗印のもと急速に接近しはじめた。政権交代をも視野に入れる尾張徳川家一門にとって、発言力を持つ大奥御年寄を味方につけることは、非常に重要だ。宗睦は滝川の歓心を買うべく、空き家になっている彼女の拝領町屋敷の再生を正紀に命じたのだが。。。
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尾張徳川家一門の味方につけるべく、大奥御年寄・滝川の要求に応えようと奔走する正紀らの活躍が見もの。今回も姉さん妻・京のアドバイスが凄く的確でした。
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■本書の基本情報
・筆者:千野隆司(チノ タカシ)
・略歴:1951年東京生まれ。國學院大學文学部卒。出版社勤務を経て中学校教諭となる。90年「夜の道行」で第12回小説推理新人賞を受賞。「おれは一万石」シリーズと「長谷川平蔵人足寄場」シリーズで第7回歴史時代作家クラブ賞「シリーズ賞」を受賞。
・出版:双葉社
・発売:2020年12月
・ページ数:273p
■これまでに購読した千野隆司の著書
・「出世侍」(全5巻)
・「おれは一万石」…第14巻まで(本書)
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◆AFP情報 … ジャンル:本・雑誌・コミック、料率:3%
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