太平洋戦争の空戦記
購入しました。
太平洋戦争の戦記を4冊ほどまとめ買いしたなかで、最初に手にとったのがこちらの本です。飛行艇というと馴染みのうすい飛行機だと思いますが、太平洋戦争中の飛行艇はどのような作戦行動を取っていたのか知りたかったので、購入することにしました。
テストパイロットとして水上練習機の試験飛行をした時に危険な状況に陥った著者は、キリモミ落下中という状態のなかで冷静に知恵を働かせ、"普通ではない方法"でたくみに操作し、危機を乗り越えたそうです。
その後の飛行艇での飛行で、潜水艦を攻撃したり、鈍速な飛行艇で戦闘機を撃墜したり、考えられないことをしているので、驚きながら読みました。
数々の危機的状況は巻末まで続き、光人社のノンフィクション戦記のなかでは一気に読み進めたほうに入る本です。地味なイメージな飛行艇の本ですが、飛行機好きな方にはかなりオススメです。この著者があやつる九七大艇は戦地では最後の一機となったそうで、そういった意味でもこの本は貴重中の貴重とも言えると思います。
また、写真も多数掲載されています。飛行艇は、宮崎駿監督のアニメ映画「紅の豚」に出てくるような形をしていて、この旧日本軍機がモデルになっているのでは、と思いました。表紙の米軍が撮影したと思われる写真はよく見ると、尾翼が破壊され、つばさから火の手があがっている飛行艇の最期のようすが鮮明に写っていて壮絶、絶句しました。
ブログ「遊んで学ぶお父さん」管理人uronpoi
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