旧版+外伝

初出が2001年の作品の最後まで、と、『アルカサル~王城~外伝1』にも収録されている外伝、『地の果てへの道』が収録されています。なるほど! ここでマティアスにも焦点を当てて、ここから新装版(?)『修道士ファルコ』(3巻)へと話は繋がる訳か! 流石にこの辺りのまとめ方、大御所ならではで、感心します。この回は物語も、ちょっとドタバタで多少軽めで読みやすいけれど、それでもきちんと伏線も張られそれがきちんと収束されるのが、読んでいてとても気持ちが良い。絵的に苦手な方もおられるでしょうが、真面目とおとぼけが入り交じった青池さんの独特の世界を堪能出来、また、中世の修道士的歴史的背景も勉強になり、一挙両得といった感じです。