ネタバレ含む

半分は円陣先生のイラスト目当てで購入したが、ストーリーがものすごく良かった。 小人族の花嫁リラの性格がとっても前向きで明るくて、「すべてを諦めて生きてきた」呪われた黒獅子頭のダルガートが徐々に救われていく展開が自然でいい。ダルガートがリラの父に「私に太陽を授けてくださって感謝します」というシーンは泣けた。ホント太陽みたいなんだよリラは…踊ってるとこ見たい。 イラストも二人の体格差がうまく表現されててさすが!Hシーンはどうするのかなと思っていたら、なるほどそうきたかという感じ。 二人を見守るゼグや最後には味方になってくれる弟王子、なかなか曲者の隣国の皇帝など周りの人々も素敵だった。国のために呪いを解かない選択をするダルガート、それにどこまでも寄り添うリラ、なんだか全編幸福なお伽噺のようだった。 ただ一つ、呪いの原因になった前王が何の報いも受けずあっさり死ぬとこだけはモヤる。自分の罪を我が子に押し付け、王妃を自殺に追い込んだうえ、王位を継がせたくないと殺そうとまでするクズなのに!許せん!