岡潔の『春宵十話』に続くエッセイ集です
「しだいに心身にしみ込んでくる、そういう知見に満たされている」--内田樹氏
人を育てるのは大自然であり、その手助けをするのが人間である、だが何をすべきか、あまりにも知らなさすぎるのが現状であるーー六十年後の日本の行く末を憂い、警鐘を鳴らし続けた岡潔。今まさに彼が危惧していた通り、日本は厳しさのうちにある。少子化が進み、教育の形が刻々と変化する現代社会において、岡が示す教育のあるべき姿は多くの気づきをもたらすに違いない。たおやかな語りの中に慧眼が冴える。文庫版解説・内田樹
まえがき
こころ
天と地
いのち 情緒と創造/情緒の濁り/星雲以来の向上/文化と悦び
池の底 水滸伝/ドストエフスキー/ある友人/鳴門の潮/発見以前の状態
情緒の三原色
教育はどうすればよいのだろう 小学校以前/情緒の教育/知性と意志の教育/残された諸問題/その後の研究
女性と情緒 男性と女性/心の悦び/どうすれば心の悦びが失われないか
終わりに
解説 無差別智の世界ーー杉田善孝
文庫版解説 岡潔の教育論についてーー内田樹


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