自然とは??? (一巻の愚痴レピューの続き

第二巻は作者の親父様や北海道開拓の話。 開拓といえば山林を切り開き、沼地を埋め立て、石を取り除き、水路を整備すること。ぶっちゃけ環境破壊の歴史です。 里山も同じで、先人が2000年かけて大地を掘削し、人に都合の良い植物を植えた景観でしかありません。人の手がないと維持できない歪な生態系。そんな里山が保護されるのも、人にとって心地良いからに過ぎません。 花粉症も雑木を伐採し商品価値の高い木を植えた結果です。下草取りも枝打ちもやって、それは丹念に杉を育ててきました。(おかげで栗ご飯が食べられなくなった。。) 山の半分を丸ごと水田にしたところが名勝となって保護され、杉林は死の森と言われる。(微生物がいなけりゃ育たねーのに) 間伐する事で屋久島の大樹を守ろうと考える人もいたりして、なにをもって「自然」「環境保護」を語るか、立場によって言うことが滅茶滅茶なことに日々考えさせられます。 農薬を忌避する人は多いですが、そもそも農薬を噴霧する者やその周辺の子が一番農薬に曝され、吸引してるんですよ。 そんなこととは関わりなく規格外の野菜は出来るし、これを売るにもコストがかかる。朝市であれば低価格なので多少受け入れられますが、朝市ですら売れないものだって出来ます。(出品させてもらえないのです) 規格に外れたものを買ってくれないことは近所のスーパーを見れば嫌になるほど思い知らされます。通販で箱買いしてもらっても、詐欺呼ばわりとか理不尽このうえないです。 農産物は自然の恵みと言われますが、スーパーや八百屋で買ってもらえる野菜は規格(大きさ、重さ、色、甘さなど)を徹底管理された工業製品みたいなものが買われてるのが現実ですね。それが消費者の選択だから仕方ないとは言え。。 人の口に入らない農作物や根菜の葉など(農家では芋や人参、大根の葉も割と食べてます)を考えると、無菌、無農薬で最初から規格化されたものが作れる野菜工場の方が省エネで、安心安全と言えます。 農地のように雨で窒素やリンを垂れ流すこともなく、台風で損失が出ず、養液もリサイクルしてる野菜工場が自然に一番優しい気がしてきます。 キノコ類は大手企業による工場生産モノが受け入れられているのに、他の野菜が普及しないのはなんとも不思議な話ですね。