TVでカッコよさそうなCMを流していたので購入。CMで得た「バイキングの話」くらいの予備知識で読みはじめましたが、かなり面白いです。 時代は11世紀初頭。第一巻冒頭からフランク王国での戦いから始まっており、北~西ヨーロッパに広く活動した史実に近いバイキングもの、という印象を受けます。 タイトルの「ヴィンランド」とは第一巻の真ん中あたり、ある人の話に出てくる島(大陸??)のことで、詳細は不明。 最新刊まで読んでネットで情報収拾したところ、登場人物の多くが実在の人物だったことが判明、「ヴィンランド」についても実在の場所らしく、今後の展開が楽しみです。 実在の人物といえば、第3巻後半から出てくる、性別がイマイチはっきりしないクヌート殿下(デンマーク王子??)のお祖父様のハーラル一世が、ノルウェーとデンマークを無血統合した凄いお方。青歯王とも呼ばれたこの方こそ、「いろんなものを(平和的に)繋ぐ」無線通信規格「Bluetooth」の元ネタとなった人で、そうと分かると何となく親近感が湧いてきたりします。 さて、本作の見どころは戦争シーンが生々しいこと。特に刃物の扱いや関節技の描写が本格的です。マンガやアニメに出てくる刃物使いは、逆手に持つのがお約束となってますね。で、そのほとんどが非現実的なものなので、せっかく盛り上がるシーンなのに醒めてしまうことが少なくありません。 しかし、私の拙い経験をもとに書いて恐縮ですが、この作品では逆手に持って扱うシーンでも違和感がほとんどありません。関節技をかけた時の間接などの位置や角度も正確ですし、指関節を取っているシーンなどが地味に描かれていたりすると、読んでいる私が「痛テテテテッ」となってしまいます。(笑) 作者はなにか武道的なものをされてるのかなー。 こんな経験はシドニアの騎士を読んで以来二回目ですね。 なお、戦争や奴隷の存在する世界なので、第一巻から楽しくない描写が出てきます。そういうのに弱い方は纏め買いをお勧めしません。(最近、そんなマンガばかり読んでるなー)
紀元前4世紀、中国の(春秋)戦国時代に孫ピンが兵法家として活躍していたほぼ同時期に、遠くギリシャではフィリッポス二世がマケドニア国を強国に育て、その子アレキサンダーが大帝国を打ち立てます。 このフィリッポスとアレクサンダーに仕えた文官がこの作品の主人公であるエウメネス。文官ではありますが、洞察力にすぐれる軍略家でもあり、基本的に優しく良い人という印象を受けるところは、他の作品に描かれる孫武や孫ピンのイメージと重なりますね。 この作品はそんなエウメネスの幼少期から話が始まり、波乱万丈な生涯を描く、はず・・・完結していないのでなんとも言えません。 ・・というのも、第7巻から本格的に登場するアレクサンドロス(大王)が、史実とかなり異なっています。 マンガに史実を求め過ぎるのも良くないと思いますが、史実を踏まえて話が進められていたのに、第7巻から急にファンタジー色が強くなるのはどうなの? 、、と、ちょっと心配になります。 あと、戦争や奴隷の存在する世界なので、第一巻から楽しくない描写が出てきます。そういうのに弱い方はまとめ買いしないことをお勧めします。
この裏切り者ガーー、、ドスドス、ガンガン・・・・一方調査兵団本体は・・・というわけで、塔での襲撃から一夜明けた一日の動きが描かれています。 まあ一日というか実質半日程度なので大した進展がある訳ではありません。 エレンは状況を把握するのに精いっぱいな感じ。 アルミンやミカサ、調査兵団本体の動向も描かねばならないし、巨人組はそれぞれいろんな思惑からだんまり気味。 というわけで新たな真実が明らかになる訳でもなく、進撃の巨人シリーズの中ではかなり地味な回になってしまいました。 この日の夕方から翌朝にかけて動きが激しくなるであろうことが予想されますが、それは12巻にて。。
1巻でしたっけ? 御影と駒場が密かに深刻な話しをしていたの。 その深刻な話しの内容が明らかになります。 その重いことといったら、、。 いろいろ言いたいことはあるけど、なに書いてもネタバレになるので自粛。
伏線が回収され、重大な真実が徐々に明らかになる回です。 そして、また新たな疑問が生まれる・・・。 レビューに致命的なネタバレがある訳ではないのですが、毎回サプライズがある本作を楽しみたいのなら、レビューに書かれてある些細な記述も避けた方がよいと思います。
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ヴィンランド・サガ(1)
TVでカッコよさそうなCMを流していたので購入。CMで得た「バイキングの話」くらいの予備知識で読みはじめましたが、かなり面白いです。 時代は11世紀初頭。第一巻冒頭からフランク王国での戦いから始まっており、北~西ヨーロッパに広く活動した史実に近いバイキングもの、という印象を受けます。 タイトルの「ヴィンランド」とは第一巻の真ん中あたり、ある人の話に出てくる島(大陸??)のことで、詳細は不明。 最新刊まで読んでネットで情報収拾したところ、登場人物の多くが実在の人物だったことが判明、「ヴィンランド」についても実在の場所らしく、今後の展開が楽しみです。 実在の人物といえば、第3巻後半から出てくる、性別がイマイチはっきりしないクヌート殿下(デンマーク王子??)のお祖父様のハーラル一世が、ノルウェーとデンマークを無血統合した凄いお方。青歯王とも呼ばれたこの方こそ、「いろんなものを(平和的に)繋ぐ」無線通信規格「Bluetooth」の元ネタとなった人で、そうと分かると何となく親近感が湧いてきたりします。 さて、本作の見どころは戦争シーンが生々しいこと。特に刃物の扱いや関節技の描写が本格的です。マンガやアニメに出てくる刃物使いは、逆手に持つのがお約束となってますね。で、そのほとんどが非現実的なものなので、せっかく盛り上がるシーンなのに醒めてしまうことが少なくありません。 しかし、私の拙い経験をもとに書いて恐縮ですが、この作品では逆手に持って扱うシーンでも違和感がほとんどありません。関節技をかけた時の間接などの位置や角度も正確ですし、指関節を取っているシーンなどが地味に描かれていたりすると、読んでいる私が「痛テテテテッ」となってしまいます。(笑) 作者はなにか武道的なものをされてるのかなー。 こんな経験はシドニアの騎士を読んで以来二回目ですね。 なお、戦争や奴隷の存在する世界なので、第一巻から楽しくない描写が出てきます。そういうのに弱い方は纏め買いをお勧めしません。(最近、そんなマンガばかり読んでるなー)
ヒストリエ(1)
紀元前4世紀、中国の(春秋)戦国時代に孫ピンが兵法家として活躍していたほぼ同時期に、遠くギリシャではフィリッポス二世がマケドニア国を強国に育て、その子アレキサンダーが大帝国を打ち立てます。 このフィリッポスとアレクサンダーに仕えた文官がこの作品の主人公であるエウメネス。文官ではありますが、洞察力にすぐれる軍略家でもあり、基本的に優しく良い人という印象を受けるところは、他の作品に描かれる孫武や孫ピンのイメージと重なりますね。 この作品はそんなエウメネスの幼少期から話が始まり、波乱万丈な生涯を描く、はず・・・完結していないのでなんとも言えません。 ・・というのも、第7巻から本格的に登場するアレクサンドロス(大王)が、史実とかなり異なっています。 マンガに史実を求め過ぎるのも良くないと思いますが、史実を踏まえて話が進められていたのに、第7巻から急にファンタジー色が強くなるのはどうなの? 、、と、ちょっと心配になります。 あと、戦争や奴隷の存在する世界なので、第一巻から楽しくない描写が出てきます。そういうのに弱い方はまとめ買いしないことをお勧めします。
進撃の巨人(11)
この裏切り者ガーー、、ドスドス、ガンガン・・・・一方調査兵団本体は・・・というわけで、塔での襲撃から一夜明けた一日の動きが描かれています。 まあ一日というか実質半日程度なので大した進展がある訳ではありません。 エレンは状況を把握するのに精いっぱいな感じ。 アルミンやミカサ、調査兵団本体の動向も描かねばならないし、巨人組はそれぞれいろんな思惑からだんまり気味。 というわけで新たな真実が明らかになる訳でもなく、進撃の巨人シリーズの中ではかなり地味な回になってしまいました。 この日の夕方から翌朝にかけて動きが激しくなるであろうことが予想されますが、それは12巻にて。。
銀の匙 Silver Spoon(8)
1巻でしたっけ? 御影と駒場が密かに深刻な話しをしていたの。 その深刻な話しの内容が明らかになります。 その重いことといったら、、。 いろいろ言いたいことはあるけど、なに書いてもネタバレになるので自粛。
進撃の巨人(10)
伏線が回収され、重大な真実が徐々に明らかになる回です。 そして、また新たな疑問が生まれる・・・。 レビューに致命的なネタバレがある訳ではないのですが、毎回サプライズがある本作を楽しみたいのなら、レビューに書かれてある些細な記述も避けた方がよいと思います。