はやく作品を畳んで欲しい

1巻から買って読んでいるので、数巻前から「惰性で」買ってる状態です。ドラマ化したせいか、引き伸ばし感がぬぐえません。夏原武氏原案の「クロサギ」シリーズも全巻買って読破したので、本作も買って読んでいるのですが、不動産業界という狭い枠で、しかも「登坂不動産」という街の独立系不動産会社と「ミネルヴァ不動産」というやっと支店を1つ出しただけの小企業との争いなんか、ハッキリ言って「どうでもいい」です。リアルだと「Aブル」とか「千チュリー21」とか「ミツイノリハウス」とか、そういう大手が第一選択肢ですよ。街の小さな不動産屋同士の潰し合いとか、現実にあったとしても「マッタクドウデモイイ」。 「大手の評価は絶対だ!」という大手のマウント野郎を桐山が凹ましたのは何巻だったか・・・読み返すのもめんどくさい・・・。「裏切るなら裏切られる覚悟はしておくべきだ」の話が一番良かったが、大手からクレームが来たのだろうか、その後大手を相手にすることはまったくない。そのせいでリアリティがまったくない作品である。 黒須というキャラを作者が気に入っているのか、読者人気が高いのか、2度めの再登場。1度めの復活は「たまたま同じ新幹線に乗っていてすぐそばにいた」という登場で「無理やりが過ぎる・・・」と思っていたが、今度は「新入社員として」登坂に戻ってくるという復活・・・もういいよ・・・黒須・・・客に刺されて退場のときが黒須のピークだったよ・・・。黒須ぐらいやり手ならそれこそ大手でのし上がれよ・・・。 不動産業界ネタもほぼネタが尽きたのか、目新しさがまったくない。もう得るべきものはない作品。意味のない引き伸ばしはやめて、この作品は畳んで欲しい。次巻以降は新刊ではなく最終巻が出てから中古で買おうと思う。