観るには予習をお勧めします

冒頭にあるようにこれは実際に起きたウクライナ危機2014年当時の内戦を描いた作品で製作は2019年ウクライナで比較的まだ新しい作品なのですがその情勢や状況をある程度把握していないといまいち判りずらいかもしれません。原因はもちろん無知な私にあるのですが正直ごく一般的な娯楽要素が盛り込まれた戦争映画(ノンフィクションも含め)のイメージをもって観ると、オリジナルの言語も聞き慣れないしどういう状況でそうなっているのかチンプンカンプンでジャケットを見る限りサプレッサーの付いた機関銃など確認できバリバリ近代兵器の登場に迫力の銃撃戦、お涙頂戴の悲しい場面など期待できそうですが内容は全くそのようなところなく俳優も比較的お年を召した人たちばかり言語も土地も初めて聞く様な場所で背景も農村地帯のごく一般的な場所が多くお金もかかっていないのでとても地味~な感想です。それでもこの作品を観たおかげでまた一つ知りえないことが勉強できたのは良い収穫でした、内戦が勃発した背景や市民感情、それに対する各国の考えや状況、そしてロシアの対応とその後の現在、「戦争」と言わず「紛争」と改める経緯などなど…自分の位置づけはどちらかと言えば娯楽映画というよりドキュメンタリー番組に近い感覚で再度観直しでなるほどと納得することできたある意味難しい物でした。 4月5日追記、余りのタイミングに…なんとも皮肉にも鑑賞後この映画のウクライナでまた実際現実に悲しい出来事が始まってしまいました。これを観た時あくまで根底には娯楽という所がありましたが今日今現在ニュース報道などで見る光景はとても受け入れがたく本当にこれが現実なのか?と目を奪うものばかりで信じられません。特にこの映画を見たばかりだったので何とも言えない気持ち…娯楽をとうに超え映画で見たあの光景をもはるかに超えた現実にやりきれなくなります、観てしまったばっかりに不思議な罪悪感と言いましょうか?…過去には戻れません、不謹慎かもしれませんがいつか平和が戻った時、必ず訪れます、変な言い方かもしれませんが今回の事もまた作品になるかもしれません、今回は状況をはじめからたたずをのんで見守ってはいますがそこでまた初めて知りえることがあるのかもしれません。この映画を見たばかりだったので尚更想う事…一刻も早くまた平和が戻る事切に願います。