少しずつ読んでいます。若松先生の文章は、大事に噛みしめながら読むのがいいと思っています。 「こころ」は高校の現代文の定番です。私も、かつて高2で半年以上かけて全文を読みました。 「先生」はなぜ死を選んだのか…。クラス全体が不思議なカタルシスに包まれたあの時間を、今でも忘れはしません。 何十年もたち、改めて「こころ」を開くと、あの頃とはまた違った世界が見えてきます。 読み手の味わった人生のヒダが、さらに作品の味わいを増します。 こうして何度でも、いつでも読者に新しく問いかけてくれる「こころ」は ずっと高校の定番であってほしいと思います。