一気読みでした

警視庁公安総務課OBの廣瀬知剛は、政治家も通う大病院・川崎殿町病院に常駐するリスクマネジメント顧問で「院内刑事」。モンスターペイシェント、院内暴力、セクハラ、暴力団関係者の来院。院内で起きる様々なトラブルの対処を一手に担い、鮮やかに解決していく。その第5弾。 * 「先生、今の患者さん、私が知っている華春花さんとは違うような気がしたのですが…」看護師の一言から判明した中国人患者のなりすましは、いつしか四百人の機動隊とローリング族が闘う事態へ。川崎殿町病院をターゲットにした国家が絡む陰謀に、“院内刑事”廣瀬知剛が立ち向かう。 * 本年春先の現実のコロナ禍の状況と、『この人だな』と類推できる政府関係者の登場を織り込んだストーリー展開がとても現実味があって面白く、一気読みでした。 ----- ■本書の基本情報 ・筆者:濱嘉之(ハマ ヨシユキ) ・略歴:1957年、福岡県生まれ。中央大学法学部法律学科卒業後、警視庁入庁。警備部警備第一課、公安部公安総務課、警察庁警備局警備企画課、内閣官房内閣情報調査室、再び公安部公安総務課を経て、生活安全部少年事件課に勤務。警視総監賞、警察庁警備局長賞など受賞多数。2004年、警視庁警視で辞職。衆議院議員政策担当秘書を経て、2007年『警視庁情報官』で作家デビュー。現在は、危機管理コンサルティング会社代表を務めるかたわら、各メディアでコメンテーターとしても活躍。 ・出版:文藝春秋 ・発売:2021年7月 ・ページ数:353p ■これまでに購読した濱嘉之の著書 ・「警視庁情報官」…第6巻まで ・「警視庁公安部・青山望」(全12巻) ・「院内刑事」…第4巻まで(第1巻は未読) ・「警視庁公安部・片野坂彰」…第1巻まで ----- ◆AFP情報 … ジャンル:本・雑誌・コミック、料率:3%