著者の西田氏は吉川弘文館「吾妻鏡現代語訳」の編者の1人。昨年の「鎌倉殿の13人」を観て鎌倉時代に興味を持ったことから本書を購入した。感想を記すと、まず内容が多岐に渡る割には読みやすい文章で書かれている。それでいて解説がある程度詳しく分かり易い。挿入されている図や系図も理解の一助となり、特に1238年の守護の任命状況一覧表が個人的に参考になった。巻末に図版一覧が掲載されている点も読者視点で考えると大変有難い。価格的に難しいかもしれないが図がカラーだと一層良かった。鎌倉時代に関心がある読者にはおススメしたい良質の一冊。今後も著者の西田氏にはこうした読みやすい良書を執筆してほしい。
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