初めて耳にする心理学でした。共感の心理学ともいわれ,その底流には『人間は一人では生きていけない「弱い」生き物だ』という考え方があって,だからこそ『健全な相互依存』が必要なのだそうです。さらに『コフート的な「自己」は,他者である「自己対象」の存在なしには成り立ちません。その自己対象に心理的に依存することで,人間の心は安定します。したがって,いつも一人で過ごしている孤独な人が心のバランスを崩しやすいのは,当然でしょう。自己対象がいないと人間は「自己」にリアリティを持つことができません』と言っています。結びには『多くの人が自分を支えてくれる自己対象を見つけると同時に,自分自身が「鏡」や「理想化」や「双子」の自己対象として大切な人を支える存在になってほしいと願っています』とあります。
自分の頭の中を整理する意味もあってこんなレビューになってしまいました。難しそうな用語も出てはきますが,結構読みやすく納得できる部分もたくさんありました。
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