マンガ日本の古典 太平記 中巻
中巻は後醍醐天皇が隠岐から京へ帰還、建武の新政、護良親王(大塔宮)幽閉・殺害、中先代の乱、足利・新田の対立、尊氏九州落ち、最後に湊川の戰で楠木正成が自刃して足利の覇権が決定的となるまでが描かれています。
劇画調で合戦シーンがほとんどで絵のタッチもどこかでみたことがあると思っていましたが、「さいとう・たかを」さんはゴルゴ13の作者だったのですね。それで納得がいきました。時代の流れはわかりやすく把握することができますが、太平記の文学的・情緒的側面はあまり味わえないように思います。
鎌倉は近場で良く訪れるのですが、鎌倉宮の祭神である後醍醐天皇の皇子、護良親王(大塔宮)が悲運の死を遂げられた皇子であったこと、圧倒的優位を築いていた新田義貞が尊氏を勢いのまま追い落とさず美姫にうつつを抜かし、戦機を逸し手遅れになってしまい、足利の再興を許すことになってしまったことを知ることができました。
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